キマリス強すぎ問題
第9回制圧戦、始まったぞ!
で、前回のゾンダー、使徒みたいなヤベーのがどっかで来るんだろうなぁと想像してたら案の定来てしまった。それが第9回制圧戦最終エリア拠点4のガンダム・キマリスである。
(その前のディマージュも相当だけどここでは割愛)
何が強いかって、
- アクション毎に攻撃・防御・照準6%上昇(最大48%増加)とブレイクされてないとき2回行動の組み合わせにより3回キマリスに手番を渡しただけでフルスペックを発揮される(実質常にフルスペックと戦わなければならない)
- 攻撃命中時(通常攻撃でも)敵ユニット気力12減少とブレイクされてないとき2回行動の組み合わせで毎ターン気力を24デバフされる。
- 実弾・ビーム・特殊の被ダメージを65%カットと戦闘時敵ユニット攻撃力35%減少の組み合わせで斬撃、打撃以外攻撃が全然通らない。
- 攻撃命中時気力上昇3増加と2回行動により気力が爆発的に上昇していく。
- 基礎照準値が2000で、上述のアクション毎バフの効果で制圧10時点の気力100台でも照準値が3000近くまで上昇するため回避ユニットの使用は困難
と、ここまで盛るのか?というくらい盛ってきている。
前回制圧時に猛威を振るった陽電子砲による超火力の初号機、高火力高回避の獣神ライガーを露骨にメタっている性能である。
また、昨今の強機体の大半が『気力毎ステータスアップ』であり、そこを崩してくる気力デバフもやはり厳しい。
対してキマリスの気力は高照準からの攻撃命中時気力増加と2回行動でガンガン上げていくので気力管理はほぼ必須。
弱点としては通常、必殺射程共に射程が3止まりな事だろう。
また、撃墜可能ユニット優先狙いのため遠距離攻撃機に『不屈』を発動していれば基本的には狙われない。
そして最近の最終エリアボスにしては珍しくステータスデバフが常に入る。
つまり攻略の要点としては
・気力依存でないステータスバフを持った機体を壁にして
・斬撃か打撃の遠距離攻撃機で殴る
・気力デバフはほぼ必須
というのが基本設計のようだ。それを踏まえて攻略の役に立つ機体を考えてみよう。
キマリス攻略用機体考察
では上記を踏まえてキマリス攻略のための役に立ちそうな機体を考察していきたい。
なお、ここに書いていない一般的な防御壁ユニットであるマジンカイザー、ディーダリオン・ザアムが使えないかというとそういうわけではないことは留意していただきたい。元が強い上記二機は育成が極まっていればキマリスを速攻で落とす前提の火力兼用壁にはなるだろう。
特にマジンカイザーは限定武器2種共に昇格時に気力追加効果が上昇するうえ「カイザーブレード」は気力毎必殺威力アップ武器なので気力デバフを補いやすく火力を出すこともできる。
が、ここではそれ以外に「こいつもいける!」という意外性のあるユニットを多く紹介したい。
コン・バトラーV
メイン武器「グランダッシャー」の気力120以上及び戦闘回数での攻防バフが最大50%!
更に斬撃・打撃・特殊100%トリプルブレイカー!
更に更に「グランダッシャー」及び「ワンダーレスト」による二種気力デバフ搭載!
壁にするには相応のオーブ育成及び強チップが必要だが全ての要素がキマリス相手に噛み合っている。
…というか、キマリスに限らず今回制圧にぶっ刺さってる機体と言えるだろう。
龍神丸
戦闘回数バフ及び必殺命中バフ2種により未昇格でも最大攻防+60%を実現する強ステータス機。
武器も斬撃・打撃が多く、壁役兼アタッカーとして力を発揮できるはず。
上記コンバトラーと違いパイロットのワタルは配布オーブ持ちであり、他オーブも全て交換所で交換可能、またオーブ効果自体もかなり強いのも嬉しいところ。
難点としては必殺バフ2種であるため力を最大限発揮するにはSSR武器2種の+5は必要であること。
また、回転のいい2アクションバフ武器の「炎龍拳」は特殊でありダメージは期待できないのも残念。
炎龍拳だから打撃じゃ…駄目?
ガンダム・グシオンリベイク
気力毎バフ機ではあるが、「グシオンリベイクハルバード」の被ダメージ時と攻撃命中時の気力上昇量が最大4増加する効果により1戦闘での気力デバフを差し引き最大-2まで抑えることができる(反撃して命中した場合)。
自アクション開始時に気力が2(3)上昇するオーブスキルもあり、配布オーブも貰っているのでステータスも高い。
R武器の「ショートアックス投擲」は斬撃射程4、ダメージはあまり通らないが同じく射程4の「ロングレンジライフル」の2種射程外攻撃ができ、キマリス相手に気力を回復できる。
更に斬撃ブレイク持ちなのでブレイクゲージ削りにも貢献できる。
しばしば限定武器持ちのマジンカイザーと比較されがちな機体だが、キマリス相手に限ってはカイザーよりもよりお手軽に高相性と言えるだろう。
紅蓮弐式
最大ブレイクアップ125%、弱点属性攻撃時攻撃力最大18%(昇格時21%)アップがあり、「連斬」及び通常Rの射程4武器で攻撃できるアウトレンジブレイカー兼アタッカー。
遠距離斬撃ブレイクができるユニットはいそうであまりいないので「輻射波動連続攻撃」及び「連斬」を持っているなら是非使いたいユニットだろう。
ヴァルヴレイヴⅠ
斬撃武器「ジー・エッジ二刀流」の超威力が光る。
キマリスは精神などによるHP回復がないため、一気にダメージを稼ぐことができるのは優位性が高い。
また、「ヴルトガ」による射程アップと精神コマンド『狙撃』によりこちらも高威力の「ハラキリ・ブレード」も射程4、防御デバフがある「フォルド・シックル」は射程5となりアウトレンジから打っていくことが可能。
また、攻撃命中支援などの『激励』で壁役の補助をすることも可能。
「ジー・エッジ二刀流」により精神コマンドが回復するため積極的に『狙撃』『激励』を使えるのも嬉しい。
最大の問題はやはり「ジー・エッジ二刀流」が限定武器であることだろうか。
また、武器昇格などがない場合ステータス補正も「ジー・エッジ二刀流」のみとなる場合があるため
攻撃力が足りなくなることも。
ヒュッケバイン30
今回制圧登場機。
制圧登場時にその登場機体は使えないというのがこのゲームのあるあるだったのだが、このヒュッケバイン30は高射程、最大45%の高倍率バフ、斬撃ブレイクアップ100%を備えており、斬撃ブレイカーが足りていない場合キマリス戦での採用も検討できる高スペック機体となっている。
「ハイパー・ジャマー・スラッシュ」をサブスロットに装備すれば通常R武器「ビーム・サーベル」も射程4~5となり、全必殺武器斬撃でガンガンブレイクを削っていけるだろう。
難点は現状ではやはりオーブの関係でステータスが物足りないことだろう。
逆を言えば今後の汎用オーブ、新武器追加による配布オーブでどれだけ強くなるのか末恐ろしい機体である。
おまけ:メタられている二機について
最後に冒頭で触れたエヴァンゲリオン初号機と獣神ライガーについて考察してみたい。
キマリスはこの二機を意識した設計ではあるのだが実は対抗手段がないこともないのである。
エヴァンゲリオン初号機
R武器「プログレッシブナイフ」及びSSR武器「プログレッシブナイフ連続攻撃」が斬撃武器であるため、これらを装備し射程を補う「超高速ミサイル」+5を装備すればキマリスに対しても高威力アウトレンジ攻撃が実現する。
最終ボスのグラヴァリンも斬撃弱点、通常射程3のためこちらに対してもゲージ削りという意味で貢献することも可能であるため案外悪くないのかもしれない。
また、「プログレッシブナイフ」はアタッカー、「プログレッシブナイフ連続攻撃」は昇格時攻撃力バフがあるため、+昇格を見据えた場合攻撃力は普段の装備と遜色なかったりする。
もっとも、「ガトリング砲」による最大気力上昇が無くなることの影響は大きいのだが…
妥協案として「武装一斉攻撃」の代わりに回転のいい「ナイフ連続攻撃」を積んでミサイル+5と共に運用するというのはアリなのかも。
獣神ライガー
キマリスには回避が殺されるというだけで武器属性自体は打撃・斬撃なのでダメージは通る。
よってこちらも「ハイパージャマー・スラッシュ」+5を積めば高威力攻撃をアウトレンジから打つことが可能。
上記初号機と違いサブスロットを1枠使うだけなので大きく汎用性を損なうということもないためかなり実用的だろう。
上述の通り最終ステージも斬撃であるためこちらでも活躍が期待できる。
ただし、回避が難しい相手のため「ライガースラッシュ」による挑発付与はアグレッシブな自殺行為となってしまう。かと言って装備しないという選択肢もないのでキマリス相手には「ライガースラッシュ」を打たないようにしよう。